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【注文住宅 ペット】犬や猫と快適に暮らす家づくり|間取り・床材・温度管理のポイント

2026/09/30

犬や猫と暮らすご家庭は、今では珍しくありません。
家を建てるときに「ペットが暮らしやすい家にしたい」と考える方も増えています。

ただ、ペットのための工夫は、建ててから後付けしにくいものが多くあります。
床材や壁材、ドアの位置、室温の保ち方は、設計の段階で決めておくことで、ペットにも家族にも快適な家になります。
この記事では、犬や猫と暮らす注文住宅で考えたいポイントを、間取り・素材・温度・におい・お手入れの順に紹介します。

目次

結論:ペットと暮らす家は「滑らない床」「一定の室温」「お手入れのしやすさ」が基本

犬・猫で違う、暮らしやすさのポイント

間取りの工夫:居場所・動線・トイレの位置

床材・壁材の選び方:滑らない・傷に強い・汚れを落としやすい

温度管理とにおい対策は「断熱・気密・換気」で決まる

安全とお手入れのチェックリスト

まとめ:ペットのための工夫は、家族にとっても暮らしやすい家になる

よくある質問(FAQ)

結論:ペットと暮らす家は「滑らない床」「一定の室温」「お手入れのしやすさ」が基本

フローリングの上を歩く犬の足元先に結論をお伝えします。
犬や猫と快適に暮らすために、家づくりで押さえたい基本は次の3つです。

  • 滑らない床足腰への負担を減らし、ケガや関節のトラブルを防ぐ
  • 一定の室温暑さ・寒さに弱いペットが、留守番中も安心して過ごせる
  • お手入れのしやすさ毛やにおい、汚れを日常的に手入れしやすい素材と間取り

このうち、床材や断熱性能は建てた後に変えるのが難しい部分です。
ペットと暮らす予定がある方は、設計の早い段階で伝えておくことをおすすめします。

犬・猫で違う、暮らしやすさのポイント

壁に取り付けられた木製のキャットステップを登る猫犬と猫では、家の中での動き方が違います。
それぞれの特徴に合わせた工夫を考えましょう。

犬と暮らす場合

  • 床を走り回るため、滑りにくい床材が大切
  • 散歩から帰ったときに足を洗える場所が玄関の近くにあると便利
  • 庭やウッドデッキで遊べるスペースがあると喜ぶ

猫と暮らす場合

  • 高い場所が好きなため、キャットステップや棚など上下に動ける場所があるとよい
  • 爪とぎで壁や柱が傷つきやすい。傷に強い素材や、爪とぎ場所の計画が必要
  • 脱走しやすいため、玄関や窓の対策が大切

どちらにも共通するのは、落ち着いて休める居場所をつくることです。
リビングの一角や階段下など、家族の気配を感じながら静かに過ごせる場所を用意しましょう。

間取りの工夫:居場所・動線・トイレの位置

階段下につくられたペットの居場所スペースペットと暮らす家の間取りでは、次のような工夫が役立ちます。

  • 居場所リビングの一角や階段下に、ケージやベッドを置けるスペースを確保する
  • トイレにおいがこもりにくく、掃除しやすい場所に置く。換気の排気口の近くが向いている
  • 玄関まわり散歩帰りに足を洗える土間や、リードやおやつを置ける収納をつくる
  • 扉:ペットが通れる小さな出入り口(ペットドア)を室内ドアに付けると、ドアを開けたままにしなくてよい
  • 立ち入りを分けるキッチンや階段に入ってほしくない場合は、ゲートを付けられる幅と下地を用意する

また、階段は犬の足腰に負担がかかりやすい場所です。
平屋や、1階で生活が完結する間取りにすると、年齢を重ねたペットにもやさしい家になります。

家族が出かけるときや来客があるときに、ペットが落ち着いて待てる場所があると便利です。
ケージを置く場所は、直射日光が当たりすぎず、エアコンの風が直接当たらない位置を選びましょう。

窓の配置にも工夫ができます。
犬や猫が外の様子を眺められる低い位置の窓(地窓)は、ペットのお気に入りの場所になりやすい一方、外の刺激で吠えやすくなることもあります。
道路に面した位置を避けるなど、周りの環境に合わせて考えましょう。

床材・壁材の選び方:滑らない・傷に強い・汚れを落としやすい

床材と壁材のサンプルを並べた様子ペットと暮らす家では、床と壁の素材選びが特に大切です。

床材

  • 表面がつるつるの床は、犬や猫が滑って足腰を痛める原因になる。滑りにくい加工の床材や、表面に凹凸のある床材を選ぶ
  • 無垢材は足ざわりがやわらかい一方、傷やしみがつきやすい。メンテナンスの方法も確認しておく
  • トイレまわりは、汚れやにおいがしみ込みにくい素材を選ぶ

壁材

  • 腰の高さまでを傷に強いパネルや腰壁にすると、爪とぎや体当たりによる傷を防げる
  • 汚れを拭き取りやすい壁紙や、においを吸着する素材もある

無垢材や自然素材の特徴は、当ブログの「無垢材・自然素材で建てる注文住宅」の記事もあわせてご覧ください。

温度管理とにおい対策は「断熱・気密・換気」で決まる

窓辺で日向ぼっこをする猫と快適な室内犬や猫は、人よりも暑さに弱いと言われています。
特に、体温調節が苦手な犬種や、高齢のペットは、夏の留守番中の室温に注意が必要です。

岐阜の夏は暑く、冬は冷え込みます。
断熱・気密の性能が低い家では、エアコンをつけていても部屋ごとの温度差が大きく、ペットが過ごす場所だけ暑い・寒いということが起きやすくなります。

高気密・高断熱の家では、家全体の温度がそろいやすく、留守番中も室温を保ちやすいのが特長です。
また、計画どおりに空気が入れ替わるため、ペットのにおいもこもりにくくなります。

岐阜工務店では、C値0.2c㎡/㎡以下の気密施工とUa値0.46w/㎡k以下の断熱性能を標準とし、熱交換換気システムで計画的な換気を行っています。

安全とお手入れのチェックリスト

玄関の土間に設けられたペット用の足洗い場設計の打ち合わせで、次の項目を確認しておきましょう。

  • 床は滑りにくい素材か。トイレまわりは汚れに強い素材か
  • 腰の高さまでの壁に、傷対策をしているか
  • 玄関や窓に、脱走を防ぐ工夫(網戸の補強・ゲート・二重の扉など)があるか
  • 電気のコードやコンセントが、かじられにくい位置にあるか
  • キッチンなど、入ってほしくない場所を仕切れるか
  • 散歩帰りに足を洗える場所が玄関近くにあるか
  • ペット用品(フード・トイレ用品・ケア用品)の収納があるか
  • 庭やウッドデッキに、ペットが飛び出さない柵があるか

ペットの年齢や性格、これから飼う予定があるかどうかも、打ち合わせで伝えておくと、より暮らしに合った提案を受けられます。

汚れを落としやすいことも大切なポイントです。
床と壁の境目にほこりや毛がたまりにくい納まりにしたり、掃除機をかけやすいように家具の下に隙間を確保したりすると、毎日の掃除が楽になります。

まとめ:ペットのための工夫は、家族にとっても暮らしやすい家になる

ウッドデッキのある庭でくつろぐ犬この記事の要点を整理します。

  • 基本は「滑らない床」「一定の室温」「お手入れのしやすさ」
  • 犬は床と足洗い場、猫は上下の動きと爪とぎ・脱走対策が特に大切
  • 居場所・トイレ・玄関まわり・扉の計画は、設計の段階で決めておく
  • 温度管理とにおい対策は、断熱・気密・換気の性能で大きく変わる

滑りにくい床や温度差の少ない家、掃除しやすい間取りは、ペットだけでなく、小さなお子さまや高齢のご家族にとっても暮らしやすい家につながります。
岐阜工務店では、アトリエ建築家がご家族とペットの暮らし方を丁寧にお聞きし、一邸ごとに間取りをご提案しています。
羽島市江吉良のモデルハウスでは、ウッドデッキのあるお庭も実際にご覧いただけます。

よくある質問(FAQ)

ペットと暮らす家の床材は何がよいですか?

滑りにくい加工がされた床材や、表面に凹凸のある床材がおすすめです。
無垢材は足ざわりがやわらかい一方、傷やしみがつきやすいため、メンテナンスの方法も確認して選びましょう。

猫の爪とぎで壁が傷つくのを防ぐ方法はありますか?

腰の高さまでを傷に強いパネルや腰壁にする方法があります。
あわせて、猫が使いやすい場所に爪とぎを置くスペースを計画しておくと効果的です。

留守番中のペットのために、どんな性能が必要ですか?

家全体の温度がそろいやすい、高気密・高断熱の性能が役立ちます。
エアコンの位置や、停電時の備えもあわせて考えておくと安心です。

ペットのにおいがこもらない家にするにはどうすればよいですか?

計画的に空気を入れ替えられる換気システムと、それを生かす気密性能が大切です。
トイレを排気口の近くに置くなど、間取りでも工夫できます。

これからペットを飼う予定でも、家づくりで考えておくべきですか?

はい。床材や腰壁、ペットドアの下地などは、後から変えると費用がかかります。
飼う予定がある場合は、設計の段階で伝えておくことをおすすめします。

岐阜工務店ではペットと暮らす家の相談ができますか?

はい。ペットの種類や年齢、暮らし方をお聞きしたうえで、間取りや素材をご提案します。
個別相談・モデルハウス見学は完全予約制で承っています。

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参考資料
全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人ペットフード協会)
住宅性能表示制度(国土交通省)
※制度や価格は改定されることがあります。最新の情報は各公式サイトや施工会社にご確認ください。

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