
二世帯が暮らす小さな28坪の平屋
コンセプト紹介
「二世帯が一つ屋根の下で、ほどよい距離感で暮らす」。
この住まいは、25.29坪というコンパクトな平屋に二世帯の暮らしを収めた挑戦的な事例です。
二世帯住宅というと50坪以上の大きな建物を想像しがちですが、必要な機能を丁寧に整理すれば28坪でも快適な二世帯の暮らしは実現できます。
完全分離型ではなく、共有する空間と分ける空間を明確にしたプランによって、家族の気配を感じながらもそれぞれの生活リズムを尊重できる設計になっています。
平屋であることは、親世帯にとって大きなメリットです。階段の上り下りがなく、将来的に足腰が弱くなっても安心して暮らし続けることができます。
子世帯にとっても、親世帯が近くにいるという安心感はお子さんの見守りや急な体調不良の際に心強いものです。
性能のポイント
C値0.16は高気密住宅として十分な性能です。
コンパクトな平屋は外壁面積と屋根面積の比率が大きくなるため、断熱・気密が特に重要になります。
この住まいでは、限られた面積の中でも性能を妥協せず、冬でも家全体が均一に暖まる空間を実現しています。
28坪の平屋は冷暖房の効率が非常に良いのも特徴です。
空間が小さい分、エアコン1台でも家全体に暖気・冷気が行き渡りやすく、光熱費を抑えやすい住まいです。
高齢の親世帯がいる場合、ヒートショック防止の観点からも家全体の温度差が小さいことは重要なポイントになります。
暮らしの見どころ コンパクトな住まいだからこそ、一つ一つの空間に無駄がありません。
収納は壁面を有効活用し、動線の中に自然に組み込まれています。
限られた面積の中で二世帯が快適に暮らすための間取りの工夫は、これから二世帯住宅を検討される方にとって参考になるはずです。
建築コストの面でも、コンパクトな平屋にはメリットがあります。
延床面積が小さい分、建築費を抑えることができ、その分を断熱性能や設備のグレードアップに充てるという選択が可能です。
「小さいけれど性能の高い家」という考え方は、これからの住まいづくりのひとつのモデルケースと言えます。
延床面積
83.63㎡(25.29坪)
C値
0.16㎠/㎡(完成時)
家族構成
4人
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